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目次

病理学

サイト運営者のセイカです。今回は病理学についてテストがあるのでまとめました。

血液の流れ

赤い文字が動脈血、青い文字が静脈血が流れます。

血液の流れ
炎症の5徴候

①発赤②発熱③腫脹④疼痛⑤機能障害

壊死とアポトーシス
壊死

広範囲な領域に起こる細胞死であり、強い炎症反応を起こす。

アポトーシス

個々の細胞の小集団の細胞死であり、細胞とDNAの断片化が起こる。炎症反応を起こさない。

アレルギー
Ⅰ型アレルギー

すでに確認されている抗原に接した際に数分で発生する免疫反応。 例;アナフィラキシーショック

Ⅱ型アレルギー

組織や細胞に対する抗体によっておこる反応、補体系や細胞をによって組織が障害される。 例;血液型不適合輸血

Ⅲ型アレルギー

免疫複合体による組織障害。 例;糸球体腎炎

Ⅳ型アレルギー

抗原が引き起こす細胞性免疫の結果として生じる細胞障害T細胞が反応して起こる。 例:接触皮膚炎

Ⅴ型アレルギー

抗体によって機能が亢進することで有害な症状を呈する。 例:バセドウ病

腫瘍
良性腫瘍 悪性腫瘍(がん)
増殖速度 ゆっくり 急性
増殖様式 局所的 周囲への浸潤
全身への影響 小さい 大きい
転移 ない しばしば
再発 まれ しばしば
がん

がんは日本人の死因の第一位であり死亡数のの30%を占めます。つまり三人に一人ががんで死亡します。罹患数としては日本人の二人に一人が生涯でがんになります。


代謝障害

代謝障害には糖質とタンパク質と脂質が含まれます

糖質代謝障害

糖尿病

一型糖尿病:β細胞の減少によりインスリンが欠乏したもの
Ⅱ型糖尿病;インスリン分泌の低下が主体とするものと新スリン抵抗性が主体でインスリンの相対的不足を伴うものなどがあり、Ⅱ型糖尿病は生活習慣に関係する。

タンパク質代謝障害

疾患

低タンパク室血症、ネフローゼ症候群、尿毒症、高アンモニア血症

高アンモニア血症

タンパクの分解でできたアンモニアが肝臓でにょうそにへんかんされず血中のアンモニア血が上昇する

脂質代謝障害

疾患

高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症

LDLとHDLの役割

LDL→コレステロールを末梢組織へ運ぶ。高いとダメ
HDL→末梢のコレステロールを肝臓に運ぶ。低いとダメ


循環器系
粥状硬化症

いわゆる動脈硬化のことで高血圧症や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病が背景となる。血圧や高脂血症、が継続すると、石灰化や線維化を伴って内皮が肥厚し、粥腫を形成する。粥腫が成長すると血流が低下し冠動脈であれば心筋梗塞を引き起こす。

狭心症

動脈硬化により虚血に陥る労作性狭心症と冠動脈の痙攣により、血流が減少して起こる安静時狭心症がある。血管は詰まっていない。

心筋梗塞

アテローム性の動脈硬化により血栓が起こり起きる。血管が詰まる。

内分泌系
クッシング病

コルチゾール過剰症のこと、脳下垂体の腫瘍により副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が高くなることで副腎皮質機能亢進が生じ、副腎から糖質コルチコイドが過剰に投与されるようになる病態。

クッシング症候群

下垂体に異常がなくとも副腎皮質に糖質コルチコイドを生産する腫瘍が生じた場合の病態。

クッシング症候群・クッシング病の症状

糖質コルチコイドの過剰分泌により満月様顔貌、中心性肥満、多毛、皮膚の菲薄化などの外見変化のほか、高血圧症、糖尿病、骨粗鬆症などを発症する。


呼吸器系
呼吸器系の代表疾患

気管支喘息、肺炎、肺がん

肺がんの4つの種類

腺がん

特徴:放射線画像ではすりガラス影が見られる。結節上の浸潤病変を起こす。遠リンパ管や静脈を介して遠隔転移が見られる。
治療:葉切除

扁平上皮癌

特徴:長年の喫煙が原因で発生する。腺がんに次いで多い。角化が見られる。遠隔転移を起こす。高カルシウム血症がある。

小細胞がん

特徴:神経内分泌の一種。予後が不良である。因子に喫煙がある。
治療:化学療法や放射線療法

大細胞がん

特徴:腺癌、扁平上皮癌、小細胞がんどれにもあてはならない腫瘍。特徴を有さない。


生殖器系
乳がん

乳がんの大部分は乳管上皮から発生する乳管がんである。乳がんは初期には乳管がんで増殖し、この時点ではリンパ管や血管へがん細胞が入り込まないため転移を起こすことはない。しかし、やがて乳管の壁を破って外に浸潤するとリンパ管や静脈にがん細胞が入り込みリンパ節転移や遠隔転移を起こす。乳がんは上皮増殖因子受容体である、HER2を細胞膜に発現しており、これをターゲットにして分子標的薬が用いられる。病理標本で乳がん細胞にHER2がどれくらい発現しているかを調べることができる。

子宮頸がんと子宮体癌
子宮頸がん 子宮体癌
原因 ヒトパピローマウイルス 高エストロゲン
病変 子宮頸管炎 子宮内膜増殖症
年齢 30~40代 50~60代
組織型 扁平上皮癌 腺癌

神経系
アルツハイマー病

認知症の60~70%で大脳の神経が変性脱落することによっておこる。原因は神経原線維が変化したダウタンパク質が出現することと老人斑とも呼ばれるβアメロイドタンパクが出現することである。

パーキンソン病

中脳の黒質に異常たんぱく質が蓄積することによる運動障害がおこる病気です。原因はレビー小体(αシヌクレイン)が原因です。


消化器系
胃・十二指腸潰瘍

原因はヘリコバクターピロリ菌が原因であることが多いです。ヘリコバクターピロリが原因である胃潰瘍は慢性胃炎と呼ばれます。胃潰瘍の原因はほかにもストレスやステロイドホルモンなどもあります。十二指腸潰瘍に限ってはヘリコバクターピロリが原因となるものは95%をしめます。合併症として選考による腹膜炎があります。胃潰瘍の心窩部痛は食後におき、十二指腸潰瘍の心窩部痛は空腹時に置きます。胃酸などの攻撃因子と胃粘膜の防御因子のバランスが攻撃因子測に傾くことにより生じる。若年はあまり関係ありません。

食道がん、胃がん、大腸がん
食道 大腸
組織系 扁平上皮癌 腺癌 腺癌
転移 する する(ウィルヒョウ転移) する
場所 中部食道(50%) 幽門部底部湾(50%) 直腸、S状結腸(70~80%)
悪性腫瘍と死亡数

1位:肺がん 
2位:大腸がん 
3位:胃がん

胃がんの組織系と特徴
高分化型 低・未分化型
年性 恒例の男性 若年の女性
組織像 胸腺を形成 ばらばらに浸潤
HP 強い 弱い
クローン病と潰瘍性大腸炎
クローン病 潰瘍性大腸炎
共通点 治りにくく若い人に好発する
症状 腹痛、下痢 粘血便
好発部 回盲部 前大腸
年齢層 20代 男:女=3:1 中年に多い
組織系 縦走潰瘍、肉芽種 陰窩膿瘍
ウイルス性肝炎
ウイルス 感染経路 特徴
HAV 経口 小児に不顕性感染を要し、若年で急性肝炎を起こす。慢性化することは少ない
HBV 血液・体液 新生児に感染し90%が無症状で治癒するが、10%が慢性肝炎になり、肝硬変、肝がんに移行することもある。
成人の場合は急性肝炎を起こし1~2%の確率で劇症肝炎を起こす
HCV 血液・体液 成人に不顕性感染し、慢性肝炎、肝がんを引き起こす
HDV 血液 HBVの不顕性感染時に感染すると劇症型肝炎を起こす
HEV 経口(血液) 成人では急性肝炎を起こす。
妊婦は劇症肝炎を起こすことがある。
HGV 血液・体液 詳細不明、肝炎の原因ではない

皮膚感覚器系
皮膚感覚器の良性腫瘍

脂漏性角化症(老人斑)、組織性母斑(ほくろ)

皮膚感覚器の悪性腫瘍

基底細胞がん、有棘細胞がん、悪性黒色腫(高悪性)

骨粗鬆症

エストロゲンの低下が原因で骨密度が減少することによって骨折が起こりやすくなる状態。

総合問題

これまでの内容を踏まえて、以下の問題に挑戦してみましょう!

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